貝塚

supermany誤字

新旧エヴァ感想

エヴァTVアニメ・旧劇場版air/まごころを、君に・新劇場版 を視聴した。めちゃくちゃおもしろいやないかい

 

tvアニメ版、旧劇

・病んでる時に見たら精神的に崩れそう

綾波とアスカがエレベーターに乗り合わせて「あんた人形じゃない!」みたいな会話に発展するまでの沈黙がすごく好き

・カット割も絵もマージンを大事にする演出なのが好み 静と動のギャップによる衝撃みたいなものが気持ちいい

・参号機に乗った同級生くん死ぬかと思ったのに生存してたの意外

・ミサトとスパイの人のピロートークが生々しすぎて良くも悪くもおえってなった

・25~26話も旧劇ラスト「気持ち悪い」も、一回見ただけじゃどう考えても意味不明で置き去りにされた感が半端ないんだけどその意味不明さが心地良いという不思議な作品

1984みたいな、「序盤の朗らかポジティブ日常風景→鬱展開が始まってからの絶望の畳み掛け→幸せな破滅」というストーリーがそれはそれは好き なので、やっぱりtvアニメ版と旧劇版が一番好き どうしようもない暗黒から逃げ出したくなる世界観が好き

 

新劇

・tvアニメ版視聴直後に立て続けに見たからか、序と破はなんとなく薄くて軽い感じがしてしまいのめり込めず

・Qとシンは完全に「別の世界線なんだな」と割り切って見られたのでエンタメとしては楽しかった

・新たなステップに到達するためには必ず犠牲が必要(なにかを埋めるための欠損)の法則が最後まで貫かれていて良かった

庵野監督の逆張りてんこ盛りだったからか、感情移入と自己投影に浸る瞬間が微塵もなかった

・キャラクターに愛着のある人は嫌がりそうだけど、シンジとマリ/同級生くんとアスカ が唐突に親密になってる視聴者突き放し感はとても好き

アダルトチルドレンの話を想定して見たので、特にQ以降のサブキャラクターがみな心身共に【大人】として振る舞っていて肩透かしをくらった。世界線の違いの最大要因は意外とこの辺な気がする